蝶を意匠化したようなデザインに唐花唐草模様が型染めで染められた、明治中期のアンティークの素襖(すおう)です
元来は、武士の礼装として用いられていたものですが、作成年代からすると、こちらのお品は能、狂言の衣装だと思われます
生地はハリのある手績みの麻で、経年のみが醸し出す、独特の素晴らしい風合いが漂います
家紋は、松皮菱に右三蓋松です
小穴や破れ、変色などがありますので、詳細は図と写真でご確認ください(黒字・表地、赤字・裏地)
文:まり
*おおよその地色 - HTML code (967E58)
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